一音同期
右手でメロディが弾けるようになったら、左手を加えるための第一歩について解説します。
選んだ曲のメロディを弾いてみましょう。音符を目で追って鍵盤を押していく動作をしながら、声に出して(または心の中で)歌うと間違えにくくなったり歌っている音になります。ぜひ試してみてください!
次に、右手は一度おやすみにして、4番目のドのすぐ下の「ソ」に左手の親指を添えます。そしてメロディーのリズムどおりに「ソ」を押していってください。四分、二分、全音符のセクションの最後で説明している一つの音でメロディーのリズムを感じる方法の左手版です。
楽譜のとおりに弾いたメロディと、「ソ」の一音だけで弾いた左手をいっしょに演奏してみましょう。左手は一音だけで右手に合わせて動かすだけなので、意識は右手に集中して左手はついていくだけ、という操作になります。
「ソ」を選ぶ理由は理論的にもハーモニーとしても邪魔にならない音だからなのですが、詳しくは別の機会に解説します。
ご自分で出来ていると判断できたら、この先の英語音名とルートのセクションか、または「リズムパターン四分音符」へお進み下さい。アシストをご希望の場合は、個別相談か質問・サポートをご利用ください。