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Drslump completed the step "「ハーモニックマイナースケールをさがそう」をクリア" of the 理論 暗い音階 マイナースケール(短音階)
4年 前

メジャーに対するマイナースケールです。ハーモニックとメロディックの2種類があります。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
マイナースケール(短音階) 明るい曲と暗い曲 曲には明るい曲、暗い曲があって、明るい曲を誰でも知っていそうなものからいくつかあげてみると、 ドレミの歌どんぐりころころおもちゃのチャチャチャ などがあるのに対して、悲しい感じ、暗い感じの曲は、 ひなまつり四季の歌(春を愛する人は…)エリーゼのために など。 ハーモニーがあるからには、明るい、暗いのいずれかに分類されます。先のドレミファソラシドを音階(スケール)と呼びましたが、これは明るい方に分類され、ここでは暗い方の音階を紹介します。 マイナースケール 仕組みはいたってシンプルで、ラを始点に1オクターブ上に向かって弾いていけばそれで出来上がりです。また後ほど説明に上がりますが、メジャースケール上で「ラ」とはドを1として数えると6番目のの音になります。つまり、メジャースケールの6番目の音を始まりとするスケールをマイナースケールといいます。 音楽の理論上では、明るい響きを「長(ちょう)」とし、暗い響きは「短(たん)」と呼びます。なので、音階は「長音階」と「短音階(マイナースケール: Minor Scale)」に分類されます。 この短音階には実は3つのパターンがあります。一つ目はここで紹介している短音階で、正確には「ナチュラルマイナースケール(Natural Minor Scale: 自然短音階)」と呼びます。ほかの二つは実際にメロディーを作ったりアドリブで演奏するときにその実用性がわかって来るのですが、大切なのでここでその仕組みを見ておきましょう。 ハーモニックマイナースケール 音楽には始まりと終わりがある 日本語を勉強すると、文の中に主語があれば述語があることを習うように、音楽にも始まりがあって終わりにたどり着くという法則のようなものがあります。これはすごく無責任な言い方をしてしまえば「西洋音楽の感覚が身についていれば当たり前のこと」で、活字や図でこうだ、と解説しても結局聞いてみないとわからないのが音楽なのです。 音楽を身につけるということは言語を学ぶことに似ていて、子供が次第に言葉を話せるようになっていくように自然に吸収していくことができます。バイリンガルの人は、第二言語で会話するときに母国語で文を作ってそれを脳で翻訳して第二言語で発する、ということはしません。脳が切り替わるのです。個人的な経験ですが、寝ているときに見る夢が第二言語になったら、脳の切り替えがされているのだと思います。夢で四六時中音楽を奏でるほどではありませんが、たくさん聴いてたくさん弾いて、自然に音楽が心の内側から出るようになれたら、それが最も素晴らしいことなのかな、と思います。 「始まりがあって終わりにたどり着く」と記しました。音楽も一つの曲が始まればその曲は終わります。それをより明確に感じさせてくれるのが、この「ハーモニックマイナースケール(Harmonic Minor Scale: 和声的短音階)」です。そして、それは長音階にあって短音階にないものを補う形で変形しています。 仕組み 結論からいいますと、「ラシドレミファソ」の音の並びの「ソ」を半音上げています。なので「ラシドレミファソ♯」となっています。さらにもう一つの解釈を付け加えると、ラから始まって1オクターブ上のラにもう一度戻るところでは半音で戻ることにしているのです。 長音階のドレミファソラシドでは、シからドへは半音で移動します。これを「導音(リーディングトーン: Leading Tone)」といいます。短音階のソからラへは全音です。このソからラへの全音を半音にすることで導音つまり終わりへ導く音を取り入れることで、このメロディーが終わることを告げているのです。 試しにに、ドレミファソラシドを弾いてみてください。そのとき、シだけ長めに伸ばしてドにつなげてみてください。クラシックのソプラノ歌手が美しい声で歌う様子を想像しながらピアノで弾けば、ドレミファソラシドだって立派な音楽の曲になります。現に、映画「サウンド・オブ・ミュージック」では「ドレミの歌」という名曲が生まれましたから。 同じように、短音階で二種類試してみてください。ラシドレミファソ〜ララシドレミファソ#〜ラどちらがしっくりきましたか?後者の方がより自然に感じたのであれば、西洋音楽的な感覚になれているか柔軟に受け入れているのだと思います。しかし前者の方が自然だと感じたからといって、音感がないというわけではないので心配しないでください。それは言葉を変えれば「西洋音楽が外国語」ということなので、聴いたり、弾いたりすることで経験を積んでいけば慣れていきます。 和音とメロディーを併用するようになったらもっとわかりやすくなります。ひとまずは、導音を用いて終わりを告げる、という仕組みを覚えてください。 クイズ [h5p id="55"] メロディックマイナースケール もう一つの短音階は「メロディックマイナースケール(Melodic Minor Scale: 旋律的短音階)」といいます。ハーモニックマイナースケールをより歌いやすくしたもの、というのが身近な解説になります。 ただ、面白いことにこの音階は、上昇と下降で音が変わります。 上昇では図のように第6音、第7音が半音上がるのに対し、下降ではナチュラルマイナースケールと同じ白鍵のみに戻るのです。 メロディックマイナースケールはちょっとわかりづらくて、論理的にこういうものだ、というのがわかっても、じゃあどうやって使うの?というところでは悩んでしまうかもしれません。とりあえず気になったら「メロディックマイナー 実用例」などで検索して、その曲を聴いてみてください。ピンと来なくても心配せず「こういうものもあるんだ」くらいに心の片隅に置いてもらえれば今のところはいいかと思います。 ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、それぞれのスケールに共通することは「導音」があることです。これだけはしっかり覚えてください。 クイズ [h5p id="56"]

メジャーに対するマイナースケールです。ハーモニックとメロディックの2種類があります。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
マイナースケール(短音階) 明るい曲と暗い曲 曲には明るい曲、暗い曲があって、明るい曲を誰でも知っていそうなものからいくつかあげてみると、 ドレミの歌どんぐりころころおもちゃのチャチャチャ などがあるのに対して、悲しい感じ、暗い感じの曲は、 ひなまつり四季の歌(春を愛する人は…)エリーゼのために など。 ハーモニーがあるからには、明るい、暗いのいずれかに分類されます。先のドレミファソラシドを音階(スケール)と呼びましたが、これは明るい方に分類され、ここでは暗い方の音階を紹介します。 マイナースケール 仕組みはいたってシンプルで、ラを始点に1オクターブ上に向かって弾いていけばそれで出来上がりです。また後ほど説明に上がりますが、メジャースケール上で「ラ」とはドを1として数えると6番目のの音になります。つまり、メジャースケールの6番目の音を始まりとするスケールをマイナースケールといいます。 音楽の理論上では、明るい響きを「長(ちょう)」とし、暗い響きは「短(たん)」と呼びます。なので、音階は「長音階」と「短音階(マイナースケール: Minor Scale)」に分類されます。 この短音階には実は3つのパターンがあります。一つ目はここで紹介している短音階で、正確には「ナチュラルマイナースケール(Natural Minor Scale: 自然短音階)」と呼びます。ほかの二つは実際にメロディーを作ったりアドリブで演奏するときにその実用性がわかって来るのですが、大切なのでここでその仕組みを見ておきましょう。 ハーモニックマイナースケール 音楽には始まりと終わりがある 日本語を勉強すると、文の中に主語があれば述語があることを習うように、音楽にも始まりがあって終わりにたどり着くという法則のようなものがあります。これはすごく無責任な言い方をしてしまえば「西洋音楽の感覚が身についていれば当たり前のこと」で、活字や図でこうだ、と解説しても結局聞いてみないとわからないのが音楽なのです。 音楽を身につけるということは言語を学ぶことに似ていて、子供が次第に言葉を話せるようになっていくように自然に吸収していくことができます。バイリンガルの人は、第二言語で会話するときに母国語で文を作ってそれを脳で翻訳して第二言語で発する、ということはしません。脳が切り替わるのです。個人的な経験ですが、寝ているときに見る夢が第二言語になったら、脳の切り替えがされているのだと思います。夢で四六時中音楽を奏でるほどではありませんが、たくさん聴いてたくさん弾いて、自然に音楽が心の内側から出るようになれたら、それが最も素晴らしいことなのかな、と思います。 「始まりがあって終わりにたどり着く」と記しました。音楽も一つの曲が始まればその曲は終わります。それをより明確に感じさせてくれるのが、この「ハーモニックマイナースケール(Harmonic Minor Scale: 和声的短音階)」です。そして、それは長音階にあって短音階にないものを補う形で変形しています。 仕組み 結論からいいますと、「ラシドレミファソ」の音の並びの「ソ」を半音上げています。なので「ラシドレミファソ♯」となっています。さらにもう一つの解釈を付け加えると、ラから始まって1オクターブ上のラにもう一度戻るところでは半音で戻ることにしているのです。 長音階のドレミファソラシドでは、シからドへは半音で移動します。これを「導音(リーディングトーン: Leading Tone)」といいます。短音階のソからラへは全音です。このソからラへの全音を半音にすることで導音つまり終わりへ導く音を取り入れることで、このメロディーが終わることを告げているのです。 試しにに、ドレミファソラシドを弾いてみてください。そのとき、シだけ長めに伸ばしてドにつなげてみてください。クラシックのソプラノ歌手が美しい声で歌う様子を想像しながらピアノで弾けば、ドレミファソラシドだって立派な音楽の曲になります。現に、映画「サウンド・オブ・ミュージック」では「ドレミの歌」という名曲が生まれましたから。 同じように、短音階で二種類試してみてください。ラシドレミファソ〜ララシドレミファソ#〜ラどちらがしっくりきましたか?後者の方がより自然に感じたのであれば、西洋音楽的な感覚になれているか柔軟に受け入れているのだと思います。しかし前者の方が自然だと感じたからといって、音感がないというわけではないので心配しないでください。それは言葉を変えれば「西洋音楽が外国語」ということなので、聴いたり、弾いたりすることで経験を積んでいけば慣れていきます。 和音とメロディーを併用するようになったらもっとわかりやすくなります。ひとまずは、導音を用いて終わりを告げる、という仕組みを覚えてください。 クイズ [h5p id="55"] メロディックマイナースケール もう一つの短音階は「メロディックマイナースケール(Melodic Minor Scale: 旋律的短音階)」といいます。ハーモニックマイナースケールをより歌いやすくしたもの、というのが身近な解説になります。 ただ、面白いことにこの音階は、上昇と下降で音が変わります。 上昇では図のように第6音、第7音が半音上がるのに対し、下降ではナチュラルマイナースケールと同じ白鍵のみに戻るのです。 メロディックマイナースケールはちょっとわかりづらくて、論理的にこういうものだ、というのがわかっても、じゃあどうやって使うの?というところでは悩んでしまうかもしれません。とりあえず気になったら「メロディックマイナー 実用例」などで検索して、その曲を聴いてみてください。ピンと来なくても心配せず「こういうものもあるんだ」くらいに心の片隅に置いてもらえれば今のところはいいかと思います。 ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、それぞれのスケールに共通することは「導音」があることです。これだけはしっかり覚えてください。 クイズ [h5p id="56"]

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Drslump completed the step "「メロディックマイナースケールをさがそう」をクリア" of the 理論 暗い音階 マイナースケール(短音階)
4年 前

メジャーに対するマイナースケールです。ハーモニックとメロディックの2種類があります。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
マイナースケール(短音階) 明るい曲と暗い曲 曲には明るい曲、暗い曲があって、明るい曲を誰でも知っていそうなものからいくつかあげてみると、 ドレミの歌どんぐりころころおもちゃのチャチャチャ などがあるのに対して、悲しい感じ、暗い感じの曲は、 ひなまつり四季の歌(春を愛する人は…)エリーゼのために など。 ハーモニーがあるからには、明るい、暗いのいずれかに分類されます。先のドレミファソラシドを音階(スケール)と呼びましたが、これは明るい方に分類され、ここでは暗い方の音階を紹介します。 マイナースケール 仕組みはいたってシンプルで、ラを始点に1オクターブ上に向かって弾いていけばそれで出来上がりです。また後ほど説明に上がりますが、メジャースケール上で「ラ」とはドを1として数えると6番目のの音になります。つまり、メジャースケールの6番目の音を始まりとするスケールをマイナースケールといいます。 音楽の理論上では、明るい響きを「長(ちょう)」とし、暗い響きは「短(たん)」と呼びます。なので、音階は「長音階」と「短音階(マイナースケール: Minor Scale)」に分類されます。 この短音階には実は3つのパターンがあります。一つ目はここで紹介している短音階で、正確には「ナチュラルマイナースケール(Natural Minor Scale: 自然短音階)」と呼びます。ほかの二つは実際にメロディーを作ったりアドリブで演奏するときにその実用性がわかって来るのですが、大切なのでここでその仕組みを見ておきましょう。 ハーモニックマイナースケール 音楽には始まりと終わりがある 日本語を勉強すると、文の中に主語があれば述語があることを習うように、音楽にも始まりがあって終わりにたどり着くという法則のようなものがあります。これはすごく無責任な言い方をしてしまえば「西洋音楽の感覚が身についていれば当たり前のこと」で、活字や図でこうだ、と解説しても結局聞いてみないとわからないのが音楽なのです。 音楽を身につけるということは言語を学ぶことに似ていて、子供が次第に言葉を話せるようになっていくように自然に吸収していくことができます。バイリンガルの人は、第二言語で会話するときに母国語で文を作ってそれを脳で翻訳して第二言語で発する、ということはしません。脳が切り替わるのです。個人的な経験ですが、寝ているときに見る夢が第二言語になったら、脳の切り替えがされているのだと思います。夢で四六時中音楽を奏でるほどではありませんが、たくさん聴いてたくさん弾いて、自然に音楽が心の内側から出るようになれたら、それが最も素晴らしいことなのかな、と思います。 「始まりがあって終わりにたどり着く」と記しました。音楽も一つの曲が始まればその曲は終わります。それをより明確に感じさせてくれるのが、この「ハーモニックマイナースケール(Harmonic Minor Scale: 和声的短音階)」です。そして、それは長音階にあって短音階にないものを補う形で変形しています。 仕組み 結論からいいますと、「ラシドレミファソ」の音の並びの「ソ」を半音上げています。なので「ラシドレミファソ♯」となっています。さらにもう一つの解釈を付け加えると、ラから始まって1オクターブ上のラにもう一度戻るところでは半音で戻ることにしているのです。 長音階のドレミファソラシドでは、シからドへは半音で移動します。これを「導音(リーディングトーン: Leading Tone)」といいます。短音階のソからラへは全音です。このソからラへの全音を半音にすることで導音つまり終わりへ導く音を取り入れることで、このメロディーが終わることを告げているのです。 試しにに、ドレミファソラシドを弾いてみてください。そのとき、シだけ長めに伸ばしてドにつなげてみてください。クラシックのソプラノ歌手が美しい声で歌う様子を想像しながらピアノで弾けば、ドレミファソラシドだって立派な音楽の曲になります。現に、映画「サウンド・オブ・ミュージック」では「ドレミの歌」という名曲が生まれましたから。 同じように、短音階で二種類試してみてください。ラシドレミファソ〜ララシドレミファソ#〜ラどちらがしっくりきましたか?後者の方がより自然に感じたのであれば、西洋音楽的な感覚になれているか柔軟に受け入れているのだと思います。しかし前者の方が自然だと感じたからといって、音感がないというわけではないので心配しないでください。それは言葉を変えれば「西洋音楽が外国語」ということなので、聴いたり、弾いたりすることで経験を積んでいけば慣れていきます。 和音とメロディーを併用するようになったらもっとわかりやすくなります。ひとまずは、導音を用いて終わりを告げる、という仕組みを覚えてください。 クイズ [h5p id="55"] メロディックマイナースケール もう一つの短音階は「メロディックマイナースケール(Melodic Minor Scale: 旋律的短音階)」といいます。ハーモニックマイナースケールをより歌いやすくしたもの、というのが身近な解説になります。 ただ、面白いことにこの音階は、上昇と下降で音が変わります。 上昇では図のように第6音、第7音が半音上がるのに対し、下降ではナチュラルマイナースケールと同じ白鍵のみに戻るのです。 メロディックマイナースケールはちょっとわかりづらくて、論理的にこういうものだ、というのがわかっても、じゃあどうやって使うの?というところでは悩んでしまうかもしれません。とりあえず気になったら「メロディックマイナー 実用例」などで検索して、その曲を聴いてみてください。ピンと来なくても心配せず「こういうものもあるんだ」くらいに心の片隅に置いてもらえれば今のところはいいかと思います。 ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、それぞれのスケールに共通することは「導音」があることです。これだけはしっかり覚えてください。 クイズ [h5p id="56"]

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Drslump completed the step "「メジャースケールをさがそう!」をクリア" of the 理論 明るい音階 メジャースケール(長音階)
4年 前

メジャースケール(長音階) 明るいメロディー、ご存知「ドレミファソラシド」の解説です。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
音の名前 音楽では音に名前を付けます。日本で広く知られているのはドレミファソラシドですが、実はこれはイタリア出身の呼び方です。世界的に最もスタンダードなのはラをAとしてABCDEFGA、ドレミファソラシドの順番に並べるならCDEFGABCとなります。音楽の専門用語が日本語に翻訳されたとき、これらのCDEFGABは「ハニホヘトイロ(イ=A)」と名付けられました。 不思議なもので、世界基準はAに割り当てているのに、鍵盤楽器では一番基本となるのはドでありCなのです。この辺はまた別の機会に触れたいと思います。 この講座でも後々音楽・曲の情報を伝達する手段としてアルファベットが主流になります。ドレミファソラシドよりもCDEFGABCに慣れるようにしましょう。 ドレミファソラシドの仕組みを知ろう♪ 誰もが一度は口ずさんだ、もしくは耳にしたことのあるあのメロディ。音楽理論の第一歩は、このドレミファソラシドをカラオケでキーを変えるように自在に弾けるようになることから始まります。 いきなりキーを変えることからスタートするなんて、なんて難しいところから入るんだ、と思われるかもしれません。 しかしそれは、ドレミファソラシドがどうして成り立っているかを知ることで解決できます。 オクターブ ドレミファソラシド、一つのドから次に高いドまでのひとくくりをオクターブといいます。ドレミファソラシ、までで7つの音、8つ目でドに戻ることでオクターブということになります。英語でOctaveと書き、Octは8を意味します。タコは英語でOctopus、8本足であることをさしています。(ちなみに、10月をOctoberと呼ぶことにも理由があります。検索してみてください。) ただし、これは白鍵だけの場合。黒鍵も含めると12の音があることがわかります。12の音一つずつ進むことを半音ずつ上がっていく、といいます(A Half Step)。つまり、ピアノの88鍵は低い方から高い方まで半音ずつ上がっていき、12の半音の集まりが1オクターブです。 全音と半音 白鍵だけで1オクターブ進めていくと、途中黒鍵をまたぐところと、白鍵が隣り合わせになっているところがあるのがわかります。 白鍵のドレミファソラシドで見て見ましょう。 ミとファ、そしてシとドの間には黒鍵が無く、白鍵同士が半音であることがわかります。対して、黒鍵をはさむ白鍵同士のつながりを全音(A Whole Step)といいます。つまり、半音が二つで全音になるのです。全音は二つの黒鍵の間に白鍵が挟まっている場合も全音です。 そうすると、ドレミファソラシドのそれぞれの白鍵同士の関係を並べてみると、 ド→全→レ→全→ミ→半→ファ→全→ソ→全→ラ→全→シ→半→ド 全全半全全全半 もという具合に進んでいくことがわかります。これがドレミファソラシドの法則です。 他のキーをつくってみよう! この法則に沿って、任意の鍵盤から1オクターブ上がっていくと、どこからでも「ドレミファソラシド〜」に聞こえるメロディを作れます。つまり、キーを変えられるのです。 では試しに半音上げてみましょう。 ドの一つ右隣の黒鍵から「全全半全全全半」の順番で音を出してみると、キーが半音上がった「ドレミファソラシド」になるはずです。 注意!最初の「全」をカウントするのはドからレへ移動するときです。ドを押すのと同時に「全!」とカウントすると正しく1オクターブ弾けないのできをつけてください! さらに拡張して、ほかのいろいろなキーで試してみてください。これでどこからでもできたら「全全半全全全半」を理解できたことになります(詳しくは後の項目で解説します)。 全部でいくつ作れる? 1オクターブには12の音があると前述したので、全部で12回キーを変えられることになります。これらをどう整理してわかりやすくするかを後ほどまとめたいと思います。 メジャースケール 最後に、この「全全半全全全半」で作る音の集まりを「メジャースケール」と呼び、日本語では長音階といいます。後ほど、メジャー(長)に対してマイナー(短)という言葉も出てきます。徐々にいろいろな言葉の関係がつながっていきますので、お楽しみに。 クイズ [h5p id="54"]

メジャースケール(長音階) 明るいメロディー、ご存知「ドレミファソラシド」の解説です。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
音の名前 音楽では音に名前を付けます。日本で広く知られているのはドレミファソラシドですが、実はこれはイタリア出身の呼び方です。世界的に最もスタンダードなのはラをAとしてABCDEFGA、ドレミファソラシドの順番に並べるならCDEFGABCとなります。音楽の専門用語が日本語に翻訳されたとき、これらのCDEFGABは「ハニホヘトイロ(イ=A)」と名付けられました。 不思議なもので、世界基準はAに割り当てているのに、鍵盤楽器では一番基本となるのはドでありCなのです。この辺はまた別の機会に触れたいと思います。 この講座でも後々音楽・曲の情報を伝達する手段としてアルファベットが主流になります。ドレミファソラシドよりもCDEFGABCに慣れるようにしましょう。 ドレミファソラシドの仕組みを知ろう♪ 誰もが一度は口ずさんだ、もしくは耳にしたことのあるあのメロディ。音楽理論の第一歩は、このドレミファソラシドをカラオケでキーを変えるように自在に弾けるようになることから始まります。 いきなりキーを変えることからスタートするなんて、なんて難しいところから入るんだ、と思われるかもしれません。 しかしそれは、ドレミファソラシドがどうして成り立っているかを知ることで解決できます。 オクターブ ドレミファソラシド、一つのドから次に高いドまでのひとくくりをオクターブといいます。ドレミファソラシ、までで7つの音、8つ目でドに戻ることでオクターブということになります。英語でOctaveと書き、Octは8を意味します。タコは英語でOctopus、8本足であることをさしています。(ちなみに、10月をOctoberと呼ぶことにも理由があります。検索してみてください。) ただし、これは白鍵だけの場合。黒鍵も含めると12の音があることがわかります。12の音一つずつ進むことを半音ずつ上がっていく、といいます(A Half Step)。つまり、ピアノの88鍵は低い方から高い方まで半音ずつ上がっていき、12の半音の集まりが1オクターブです。 全音と半音 白鍵だけで1オクターブ進めていくと、途中黒鍵をまたぐところと、白鍵が隣り合わせになっているところがあるのがわかります。 白鍵のドレミファソラシドで見て見ましょう。 ミとファ、そしてシとドの間には黒鍵が無く、白鍵同士が半音であることがわかります。対して、黒鍵をはさむ白鍵同士のつながりを全音(A Whole Step)といいます。つまり、半音が二つで全音になるのです。全音は二つの黒鍵の間に白鍵が挟まっている場合も全音です。 そうすると、ドレミファソラシドのそれぞれの白鍵同士の関係を並べてみると、 ド→全→レ→全→ミ→半→ファ→全→ソ→全→ラ→全→シ→半→ド 全全半全全全半 もという具合に進んでいくことがわかります。これがドレミファソラシドの法則です。 他のキーをつくってみよう! この法則に沿って、任意の鍵盤から1オクターブ上がっていくと、どこからでも「ドレミファソラシド〜」に聞こえるメロディを作れます。つまり、キーを変えられるのです。 では試しに半音上げてみましょう。 ドの一つ右隣の黒鍵から「全全半全全全半」の順番で音を出してみると、キーが半音上がった「ドレミファソラシド」になるはずです。 注意!最初の「全」をカウントするのはドからレへ移動するときです。ドを押すのと同時に「全!」とカウントすると正しく1オクターブ弾けないのできをつけてください! さらに拡張して、ほかのいろいろなキーで試してみてください。これでどこからでもできたら「全全半全全全半」を理解できたことになります(詳しくは後の項目で解説します)。 全部でいくつ作れる? 1オクターブには12の音があると前述したので、全部で12回キーを変えられることになります。これらをどう整理してわかりやすくするかを後ほどまとめたいと思います。 メジャースケール 最後に、この「全全半全全全半」で作る音の集まりを「メジャースケール」と呼び、日本語では長音階といいます。後ほど、メジャー(長)に対してマイナー(短)という言葉も出てきます。徐々にいろいろな言葉の関係がつながっていきますので、お楽しみに。 クイズ [h5p id="54"]

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Drslump completed the step "「半音?全音?」をクリア" of the 理論 半音と全音、スケール(音階)
4年 前

半音と全音、スケール(音階) 音楽の最小単位である半音と全音、それらを組み合わせて構成するスケール(音階)について解説します。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
この動画で解説している内容 全音と半音 こちらのレッスンでは、音と音の関係を定義する最小単位、全音と半音について解説します。 半音 白い鍵盤も黒い鍵盤も関係なく隣り合う鍵盤の関係を半音といいます。
①↑2つの鍵盤の間には他の鍵盤がないので半音です。
②↑隣り合う白鍵と黒鍵の間に鍵盤がないので半音です。 全音 白い鍵盤も黒い鍵盤も関係なく、2つの鍵盤の間にもう一つ鍵盤楽器挟まっているの関係を全音といいます。
③↑白鍵どうしが隣り合っていますが、間に黒鍵がはさまっているので全音です。
④↑2つの黒鍵の間に1つの白鍵がある場合は全音です。
⑤↑黒鍵と白鍵の間に1つ白鍵がはさまる場合もあり、この2つも全音です。 スケール 上記の全音と半音を組み合わせた音の配列をスケールといいます。スケールは日本語では音階です。スケールは1オクターブ、例えばドからドの間で配列を作り、それ以上または以下のオクターブでその配列が繰り返されます。 いわゆるドレミファソラシドも音階ですが、その解説は後の項目に譲るとして、ここでわかりやすい音階を2つ紹介します。 半音階 半音だけを並べたものを半音階といいます。白鍵黒鍵関係なく全ての鍵盤をひとつずつ弾いてみてください。半音階のできあがりです。英語ではクロマティック(Chromatic)スケールといいます。
全音階 全音だけを並べてもスケールを作れます。
全音階は1オクターブの音を1つとばしで並べたものなので、とばされた音だけを並べるともう一つの全音階が出来上がります。そして、全音階は2種類しかありません。半音階は1オクターブのすべての音を使用するので、1種類のみです。
まとめ 音楽の最小単位は半音で、半音とは白鍵黒鍵関係なく隣り合う2つの鍵盤の関係のことであり、全音は2つの鍵盤の間に1つ挟まっている状態をいいます。 クイズ [h5p id="53"]

半音と全音、スケール(音階) 音楽の最小単位である半音と全音、それらを組み合わせて構成するスケール(音階)について解説します。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
この動画で解説している内容 全音と半音 こちらのレッスンでは、音と音の関係を定義する最小単位、全音と半音について解説します。 半音 白い鍵盤も黒い鍵盤も関係なく隣り合う鍵盤の関係を半音といいます。
①↑2つの鍵盤の間には他の鍵盤がないので半音です。
②↑隣り合う白鍵と黒鍵の間に鍵盤がないので半音です。 全音 白い鍵盤も黒い鍵盤も関係なく、2つの鍵盤の間にもう一つ鍵盤楽器挟まっているの関係を全音といいます。
③↑白鍵どうしが隣り合っていますが、間に黒鍵がはさまっているので全音です。
④↑2つの黒鍵の間に1つの白鍵がある場合は全音です。
⑤↑黒鍵と白鍵の間に1つ白鍵がはさまる場合もあり、この2つも全音です。 スケール 上記の全音と半音を組み合わせた音の配列をスケールといいます。スケールは日本語では音階です。スケールは1オクターブ、例えばドからドの間で配列を作り、それ以上または以下のオクターブでその配列が繰り返されます。 いわゆるドレミファソラシドも音階ですが、その解説は後の項目に譲るとして、ここでわかりやすい音階を2つ紹介します。 半音階 半音だけを並べたものを半音階といいます。白鍵黒鍵関係なく全ての鍵盤をひとつずつ弾いてみてください。半音階のできあがりです。英語ではクロマティック(Chromatic)スケールといいます。
全音階 全音だけを並べてもスケールを作れます。
全音階は1オクターブの音を1つとばしで並べたものなので、とばされた音だけを並べるともう一つの全音階が出来上がります。そして、全音階は2種類しかありません。半音階は1オクターブのすべての音を使用するので、1種類のみです。
まとめ 音楽の最小単位は半音で、半音とは白鍵黒鍵関係なく隣り合う2つの鍵盤の関係のことであり、全音は2つの鍵盤の間に1つ挟まっている状態をいいます。 クイズ [h5p id="53"]

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Drslump completed the step "「英語の音名」をクリア" of the 理論 音の名前
4年 前

音楽での「音」の要素 この項目では「音」がどのように構成されているかを解説します。最後にクイズにお答えいただきます。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
音楽の中には「音」を構成するいくつかの要素があって、その中には高低強弱、そして長さがあります(科学的には純音、複合音、楽音、雑音など、もう少し細かい分類があります)。 強弱は音量のことで、長さは時間的なもの、つまりリズムに関わるものです。 そして、高低が音の高さ。楽器でいえばバイオリンは高い音を担当し、コントラバスは低い音を主とします。 それらの音の高さは、発音体が一秒間に何回振動するかで分けられ、それをヘルツ(Hz)と呼びます。 現在、世界基準でピアノの鍵盤上、低い方から49番目を440Hzと定めといますが、オーケストラでは多くが442Hz、ピアニストでは好みによって443〜444Hzを指定する人もいます。 この音の高さがヘルツで一つずつ定義はされているものの、演奏家がいちいち数字で音を呼んでいては演奏がスムーズに進みません。便宜上、名前をつけることを「音名」とし、日本では一般的に「ドレミファソラシド」としています。 音の名前 日本では、ということですが、そもそもこのドレミファソラシドはイタリア出身の呼称で、通称ともいえます。世界的に最もスタンダードなのはラをAとしてABCDEFGA、ドレミファソラシドの順番に並べるならCDEFGABCとなります。音楽の専門用語が日本語に翻訳されたとき、これらのCDEFGABは「ハニホヘトイロ(イ=A)」と名付けられました。 不思議なもので、世界基準はAに割り当てているのに、鍵盤楽器では一番基本となるのはドでありCなのです。この辺はまた別の機会に触れたいと思います。 この講座でも後々音楽・曲の情報を伝達する手段としてアルファベットが主流になります。ドレミファソラシドよりもCDEFGABCに慣れるようにしましょう。 クイズ [h5p id="46"]

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Drslump earned the 理論 音の名前
4年 前

音楽での「音」の要素 この項目では「音」がどのように構成されているかを解説します。最後にクイズにお答えいただきます。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
音楽の中には「音」を構成するいくつかの要素があって、その中には高低強弱、そして長さがあります(科学的には純音、複合音、楽音、雑音など、もう少し細かい分類があります)。 強弱は音量のことで、長さは時間的なもの、つまりリズムに関わるものです。 そして、高低が音の高さ。楽器でいえばバイオリンは高い音を担当し、コントラバスは低い音を主とします。 それらの音の高さは、発音体が一秒間に何回振動するかで分けられ、それをヘルツ(Hz)と呼びます。 現在、世界基準でピアノの鍵盤上、低い方から49番目を440Hzと定めといますが、オーケストラでは多くが442Hz、ピアニストでは好みによって443〜444Hzを指定する人もいます。 この音の高さがヘルツで一つずつ定義はされているものの、演奏家がいちいち数字で音を呼んでいては演奏がスムーズに進みません。便宜上、名前をつけることを「音名」とし、日本では一般的に「ドレミファソラシド」としています。 音の名前 日本では、ということですが、そもそもこのドレミファソラシドはイタリア出身の呼称で、通称ともいえます。世界的に最もスタンダードなのはラをAとしてABCDEFGA、ドレミファソラシドの順番に並べるならCDEFGABCとなります。音楽の専門用語が日本語に翻訳されたとき、これらのCDEFGABは「ハニホヘトイロ(イ=A)」と名付けられました。 不思議なもので、世界基準はAに割り当てているのに、鍵盤楽器では一番基本となるのはドでありCなのです。この辺はまた別の機会に触れたいと思います。 この講座でも後々音楽・曲の情報を伝達する手段としてアルファベットが主流になります。ドレミファソラシドよりもCDEFGABCに慣れるようにしましょう。 クイズ [h5p id="46"]

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Drslump completed the step "「ハーモニー」をクリア" of the 理論 ハーモニー
4年 前

ハーモニーとは調和と訳され、一つ以上の何かが混ざり合うことで心地よい結果を生み出すこと、と表現できます。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
例えば音楽に限らずとも、グルメの世界などでもいくつかの食材が集まって生み出す味のことをハーモニーと表現することがありますね。 音楽の分野では、2つ以上の音が交わることでメロディや音色を引き立てるもの、ともいえるでしょう。 別の言葉で、一つ以上の音を重ねたハーモニーをコード(和音)ともいい、3つ以上の音を組み合わせて種類を定義するシステムが現代は確立されています。 そんなハーモニーが人類に誕生するまでには途方もない時間がかかりました。紀元前500年ごろに、ピタゴラスがオクターブや5度を定義したり、中国の三分損益法などがあげられるものの、演奏としては複数の歌い手が一つのメロディを歌う(ユニゾン)グレゴリオ聖歌の誕生が3世紀ごろといわれ、後にオクターブや5度が加わり、3度が加わったのはなんと12世紀ごろ!900年近い年月がかかっているのです。(見方を変えますと、音楽の発展は記録媒体の発展に伴うため、印刷技術、録音技術、インターネットなどにより変化の速度が大きく変わっています。印刷技術が確立される以前では時間がかかったのは仕方ないともいえるかもしれません。) 一つのメロディにハーモニーが加わることで、大きな相乗効果を得られます。 クイズ [h5p id="52"]

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Drslump earned the 理論 ハーモニー
4年 前

ハーモニーとは調和と訳され、一つ以上の何かが混ざり合うことで心地よい結果を生み出すこと、と表現できます。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
例えば音楽に限らずとも、グルメの世界などでもいくつかの食材が集まって生み出す味のことをハーモニーと表現することがありますね。 音楽の分野では、2つ以上の音が交わることでメロディや音色を引き立てるもの、ともいえるでしょう。 別の言葉で、一つ以上の音を重ねたハーモニーをコード(和音)ともいい、3つ以上の音を組み合わせて種類を定義するシステムが現代は確立されています。 そんなハーモニーが人類に誕生するまでには途方もない時間がかかりました。紀元前500年ごろに、ピタゴラスがオクターブや5度を定義したり、中国の三分損益法などがあげられるものの、演奏としては複数の歌い手が一つのメロディを歌う(ユニゾン)グレゴリオ聖歌の誕生が3世紀ごろといわれ、後にオクターブや5度が加わり、3度が加わったのはなんと12世紀ごろ!900年近い年月がかかっているのです。(見方を変えますと、音楽の発展は記録媒体の発展に伴うため、印刷技術、録音技術、インターネットなどにより変化の速度が大きく変わっています。印刷技術が確立される以前では時間がかかったのは仕方ないともいえるかもしれません。) 一つのメロディにハーモニーが加わることで、大きな相乗効果を得られます。 クイズ [h5p id="52"]

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Drslump completed the step "「リズム」をクリア" of the 理論 リズム
4年 前

リズムとは時間の流れに乗ったパターンのことです。人間にとって最も身近なリズムは「鼓動」です。鼓動を英語に訳すとビート(BEAT)となります。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
人間は激しい運動をすると脈拍が上がり、一定時間内に打つ鼓動の回数が増えます。いわゆるテンポが上がる、ということです。 逆に、人が座った状態で、ある一定の速さのクリック音などを聴き、そのテンポが次第に上がっていくと聞いている人の気持ちは高揚し、遅くなれば気持ちは落ち着いていきます。元気な曲と、ゆったりとした癒しの音楽を聴くときに感じる感情は、音量もありますがリズムによる影響も大きく関係します。 リズムとは、クリック音や太鼓の音だけが生み出せるもの、というわけではありません。人間の言葉にも立派なリズムがあります。 ひらがなを並べただけの文字列を読んでみてください。
  • どんどんどん
  • ポーンポーンポーン
  • さらさらさささー
このような表現はメロディでもありますが、母音と子音を組み合わせたリズムでもあるのです。 また、以下のようなひらがなを読んだだけでも曲名をイメージできるのではないでしょうか?
  • たんたんたーあー たんたんたーあー たんたんたーあたたーあーあー
  • たーあたたーあー たーあたたーあー たーたーたーあた たーあーあーあー
  • たらららたん うん たらららたん うん たらららたらららたらららたん
ドレミなどの音階がなくても、言葉だけでリズムを伝えることができるのです。今日、リズムを駆使した音楽のの代表例としてはラップがあるでしょう。音の高さがなくてもリズミカルな音楽になるのです。 もっと極端なことをあげれば、音がなくても視覚的にリズムは表現できます。たとえば、光によるモールス信号は、光の点灯する時間の組み合わせで情報を伝達することが可能です。この光っている時間、消えている時間の長さの組み合わせでパターンを作り、ある曲の有名なメロディを表現できます。どんなメロディを作れるか、試してみましょう。 拍子 音楽のリズムはある規則にのっとって進行することで聞く側に心地よさを与えます。 「鼓動」が一定の間隔で鳴っていたとして、音の大小(音量)も一定だとします。 ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ・・・ それが、2回に1回強くなったらどうでしょう? ダ カ ダ カ ダ カ ダ カ ・・・(2拍子) 3回に1回強かったら? ダ カ カ ダ カ カ ダ カ カ ・・・(3拍子) 4回に1回強かったら? ダ カ カ カ ダ カ カ カ ・・・(4拍子) このように強弱が変わったり、打つ速さが変わったり、また使用する楽器(音色)が変わることで元気なリズムやゆったりとしたリズムなど、印象を変えることができます。 クイズ [h5p id="51"]

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Drslump earned the 理論 リズム
4年 前

リズムとは時間の流れに乗ったパターンのことです。人間にとって最も身近なリズムは「鼓動」です。鼓動を英語に訳すとビート(BEAT)となります。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
人間は激しい運動をすると脈拍が上がり、一定時間内に打つ鼓動の回数が増えます。いわゆるテンポが上がる、ということです。 逆に、人が座った状態で、ある一定の速さのクリック音などを聴き、そのテンポが次第に上がっていくと聞いている人の気持ちは高揚し、遅くなれば気持ちは落ち着いていきます。元気な曲と、ゆったりとした癒しの音楽を聴くときに感じる感情は、音量もありますがリズムによる影響も大きく関係します。 リズムとは、クリック音や太鼓の音だけが生み出せるもの、というわけではありません。人間の言葉にも立派なリズムがあります。 ひらがなを並べただけの文字列を読んでみてください。
  • どんどんどん
  • ポーンポーンポーン
  • さらさらさささー
このような表現はメロディでもありますが、母音と子音を組み合わせたリズムでもあるのです。 また、以下のようなひらがなを読んだだけでも曲名をイメージできるのではないでしょうか?
  • たんたんたーあー たんたんたーあー たんたんたーあたたーあーあー
  • たーあたたーあー たーあたたーあー たーたーたーあた たーあーあーあー
  • たらららたん うん たらららたん うん たらららたらららたらららたん
ドレミなどの音階がなくても、言葉だけでリズムを伝えることができるのです。今日、リズムを駆使した音楽のの代表例としてはラップがあるでしょう。音の高さがなくてもリズミカルな音楽になるのです。 もっと極端なことをあげれば、音がなくても視覚的にリズムは表現できます。たとえば、光によるモールス信号は、光の点灯する時間の組み合わせで情報を伝達することが可能です。この光っている時間、消えている時間の長さの組み合わせでパターンを作り、ある曲の有名なメロディを表現できます。どんなメロディを作れるか、試してみましょう。 拍子 音楽のリズムはある規則にのっとって進行することで聞く側に心地よさを与えます。 「鼓動」が一定の間隔で鳴っていたとして、音の大小(音量)も一定だとします。 ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ・・・ それが、2回に1回強くなったらどうでしょう? ダ カ ダ カ ダ カ ダ カ ・・・(2拍子) 3回に1回強かったら? ダ カ カ ダ カ カ ダ カ カ ・・・(3拍子) 4回に1回強かったら? ダ カ カ カ ダ カ カ カ ・・・(4拍子) このように強弱が変わったり、打つ速さが変わったり、また使用する楽器(音色)が変わることで元気なリズムやゆったりとしたリズムなど、印象を変えることができます。 クイズ [h5p id="51"]

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Drslump completed the step "「メロディ」をクリア" of the 理論 メロディ
4年 前

メロディとは、音楽理論の定義で解説すると音と無音状態(休み)を時間の流れに並べて作る「線」です。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
メロディ、日本語に置き換えると主旋律とは音楽の顔です。極端な話、メロディさえあれば音楽は成り立ちます。アカペラがその代表例です。 表現を変えると、メロディとは人間の言葉でいうところイントネーションともいえます。「今日はいい天気で気持ちいいな」という言葉は現状の伝達と現状に対する感想です。そこにイントネーションが加わることで言葉の意味が変わってきます。 例えばとても大きな声で言ったとき、「天気がいいことで気持ちが高揚する。幸福感がある。」という印象を与えるでしょう。逆に、抑揚のない控えめの声で言えば「表面的にはそういうが、内心はそうであってほしくなかった」という印象を与えるかもしれません。 メロディとは、言葉による正確な描写の情報がなくても、感情を表現して伝える聴覚的な意思表示ともなりうるのです。そして、理論上の音階やリズムに調和することで、音楽的なメロディとして聴く人の心に訴えるアートになるのです。 クイズ [h5p id="50"]

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Drslump earned the 理論 メロディ
4年 前

メロディとは、音楽理論の定義で解説すると音と無音状態(休み)を時間の流れに並べて作る「線」です。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
メロディ、日本語に置き換えると主旋律とは音楽の顔です。極端な話、メロディさえあれば音楽は成り立ちます。アカペラがその代表例です。 表現を変えると、メロディとは人間の言葉でいうところイントネーションともいえます。「今日はいい天気で気持ちいいな」という言葉は現状の伝達と現状に対する感想です。そこにイントネーションが加わることで言葉の意味が変わってきます。 例えばとても大きな声で言ったとき、「天気がいいことで気持ちが高揚する。幸福感がある。」という印象を与えるでしょう。逆に、抑揚のない控えめの声で言えば「表面的にはそういうが、内心はそうであってほしくなかった」という印象を与えるかもしれません。 メロディとは、言葉による正確な描写の情報がなくても、感情を表現して伝える聴覚的な意思表示ともなりうるのです。そして、理論上の音階やリズムに調和することで、音楽的なメロディとして聴く人の心に訴えるアートになるのです。 クイズ [h5p id="50"]

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Drslump completed the step "「音楽のもとになる『音』」をクリア" of the 理論 音楽のもとになる「音」
4年 前

音のお話~音って何? 音楽を聴くと「あ、音楽が流れてる」と私たちは感じます。何をもって音楽と認識するのでしょうか? [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
まず間違いなく音があります。音がなかったら音楽じゃないですよね(厳密には音がなくても音楽は成り立つともいえるのですが、それは別の機会に)? では音とは何でしょう?ここは少し物理の話になります。 音とは、物体の振動が空気中を伝わり、人(動物)の聴覚に伝える現象のことです。何かが振えていることを、目で見なくても耳で知ることができることなのです。 ピアノも、弦の振動が響板に伝わって耳に届きます。逆にいうと、音を聞かなくても鳴っているピアノに手を触れれば振動を触覚的に感じることができるのです。 音を構成する4つの要素 日常生活の中で聞ける様々な音。音を分析すると以下の4つの組み合わせで成り立っていることがわかります。
  • 高さ PITCH 高音/低音
  • 長さ DURATION 発音時間
  • 大小 DYNAMICS ボリューム
  • 音色 TONE カラー
例えば、お寺の鐘の音と鍋をお玉などでたたいた音を比べてみると、鐘の音はゴォーン低い音で長く響き、音量は遠くまで聞こえるほど大きいです。鍋をたたいた音はカンカンと高い音で長さは短く、音量も鐘の音ほど遠くへは届かないでしょう。ただ、どちらも鉄をたたくという意味では音色は似ているかもしれません。 いろんな音のつくりを観察してみましょう! 「音」が「音楽」になるために 単なる「音」から「音楽」を作るためには、音楽を作れる音とそうでないものがあることを知る必要があります。それが以下のふたつです。
  • 楽音・・・周波数で分類可能な音。複数の楽音の組み合わせ方次第では綺麗なハーモニーを奏でる。楽器の音や人の歌声。
  • 雑音・・・多数の周波数がランダムに混ざる音。どう組み合わせても雑音の集まりのまま。爆発音など。
そして、音楽を作っていくためには、部品を集めて何かを作るように音を組み合わせていきます。音を組み合わせて出来上がる音楽のパーツには以下のようなものがあります。
  • メロディ
  • リズム
  • ハーモニー
この後、それぞれについて詳しく説明していきます。 クイズ [h5p id="49"]

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4年 前

音のお話~音って何? 音楽を聴くと「あ、音楽が流れてる」と私たちは感じます。何をもって音楽と認識するのでしょうか? [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
まず間違いなく音があります。音がなかったら音楽じゃないですよね(厳密には音がなくても音楽は成り立つともいえるのですが、それは別の機会に)? では音とは何でしょう?ここは少し物理の話になります。 音とは、物体の振動が空気中を伝わり、人(動物)の聴覚に伝える現象のことです。何かが振えていることを、目で見なくても耳で知ることができることなのです。 ピアノも、弦の振動が響板に伝わって耳に届きます。逆にいうと、音を聞かなくても鳴っているピアノに手を触れれば振動を触覚的に感じることができるのです。 音を構成する4つの要素 日常生活の中で聞ける様々な音。音を分析すると以下の4つの組み合わせで成り立っていることがわかります。
  • 高さ PITCH 高音/低音
  • 長さ DURATION 発音時間
  • 大小 DYNAMICS ボリューム
  • 音色 TONE カラー
例えば、お寺の鐘の音と鍋をお玉などでたたいた音を比べてみると、鐘の音はゴォーン低い音で長く響き、音量は遠くまで聞こえるほど大きいです。鍋をたたいた音はカンカンと高い音で長さは短く、音量も鐘の音ほど遠くへは届かないでしょう。ただ、どちらも鉄をたたくという意味では音色は似ているかもしれません。 いろんな音のつくりを観察してみましょう! 「音」が「音楽」になるために 単なる「音」から「音楽」を作るためには、音楽を作れる音とそうでないものがあることを知る必要があります。それが以下のふたつです。
  • 楽音・・・周波数で分類可能な音。複数の楽音の組み合わせ方次第では綺麗なハーモニーを奏でる。楽器の音や人の歌声。
  • 雑音・・・多数の周波数がランダムに混ざる音。どう組み合わせても雑音の集まりのまま。爆発音など。
そして、音楽を作っていくためには、部品を集めて何かを作るように音を組み合わせていきます。音を組み合わせて出来上がる音楽のパーツには以下のようなものがあります。
  • メロディ
  • リズム
  • ハーモニー
この後、それぞれについて詳しく説明していきます。 クイズ [h5p id="49"]

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Drslump completed the step "「ピアノという楽器について」をクリア" of the 理論 ピアノという楽器について
4年 前

ピアノの歴史 ここでピアノの歴史についても触れておきたいと思います。 ピアノは1709年にイタリアの楽器職人のクリストフォリが製作したのがはじまりです。ピアノの語源は当時の記録「Un Arpicembalo di Bartolomeo Cristofori di nuova inventione, ch fa' il piano, e il forte... (バルトロメオ・クリストフォリによって新しく発明されたハープシコードは、弱く、また強い音を鳴らし……」)」がもとになっているといわれています。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
ピアノとはいいますが、当時の鍵盤数はわずか54(現在は88)であったり、使用している部品の素材も強度が弱かったりしたので、音量や連打性などは現代のピアノより劣るものでした。科学技術の進歩とともに進化し、19世紀後期から20世紀初頭に現代のピアノと同じ形に落ち着きました。 ちなみにアップライトピアノが開発されたのは、クリストフォリのピアノから約100年後のことです。 ピアノの機能 さて、ピアノとはどんな楽器なのでしょうか。 まず、ピアノは楽器の分類としては「弦楽器」になります鍵盤楽器とか打楽器と言われますが、発音体によって分類するので弦楽器です。音の出る仕組みは基本的にギターはバイオリンなどと同じなのです。 ピアノには約230本の弦が張られていて、1キーあたりの弦の本数は低音域では1本〜2本、中音域から高音域にかけては3本の弦を使用しています。 鍵盤は一般的に全部で88あり、白鍵が52、黒鍵は36です。それぞれの鍵盤を押すと、鍵盤の奥がシーソーのように上がり、ウイペンとハンマーという部品を押し上げます。ハンマーは弦に向けて放たれ弦を叩きます。 叩かれた弦は振動し、その振動は駒を通じて響板へ広がり、響板から空気中へと伝播していきます。 ピアノの音の強弱は、鍵盤を押す速さに左右されます、鍵盤を押す強さが影響するように思われるかもしれませんが、実際はスピードです。 ピアノの仕組みを知って、奏でる音楽をどのようにプロデュースするのか、ぜひ役立ててください。 クイズ [h5p id="48"]

ピアノの歴史 ここでピアノの歴史についても触れておきたいと思います。 ピアノは1709年にイタリアの楽器職人のクリストフォリが製作したのがはじまりです。ピアノの語源は当時の記録「Un Arpicembalo di Bartolomeo Cristofori di nuova inventione, ch fa' il piano, e il forte... (バルトロメオ・クリストフォリによって新しく発明されたハープシコードは、弱く、また強い音を鳴らし……」)」がもとになっているといわれています。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
ピアノとはいいますが、当時の鍵盤数はわずか54(現在は88)であったり、使用している部品の素材も強度が弱かったりしたので、音量や連打性などは現代のピアノより劣るものでした。科学技術の進歩とともに進化し、19世紀後期から20世紀初頭に現代のピアノと同じ形に落ち着きました。 ちなみにアップライトピアノが開発されたのは、クリストフォリのピアノから約100年後のことです。 ピアノの機能 さて、ピアノとはどんな楽器なのでしょうか。 まず、ピアノは楽器の分類としては「弦楽器」になります鍵盤楽器とか打楽器と言われますが、発音体によって分類するので弦楽器です。音の出る仕組みは基本的にギターはバイオリンなどと同じなのです。 ピアノには約230本の弦が張られていて、1キーあたりの弦の本数は低音域では1本〜2本、中音域から高音域にかけては3本の弦を使用しています。 鍵盤は一般的に全部で88あり、白鍵が52、黒鍵は36です。それぞれの鍵盤を押すと、鍵盤の奥がシーソーのように上がり、ウイペンとハンマーという部品を押し上げます。ハンマーは弦に向けて放たれ弦を叩きます。 叩かれた弦は振動し、その振動は駒を通じて響板へ広がり、響板から空気中へと伝播していきます。 ピアノの音の強弱は、鍵盤を押す速さに左右されます、鍵盤を押す強さが影響するように思われるかもしれませんが、実際はスピードです。 ピアノの仕組みを知って、奏でる音楽をどのようにプロデュースするのか、ぜひ役立ててください。 クイズ [h5p id="48"]

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Drslump completed the step "「音楽のはじまりを知ろう」をクリア" of the 理論 音楽のはじまりを知ろう
4年 前

音楽がレアだった時代 世の中には音楽が溢れています。 テレビやラジオ、ネットの動画やサブスクリプションサービスでの音楽配信サービスなど、どこにでも音楽は流れていて、聴きたい曲があればちょっと検索すればすぐ聞ける現代。 [INSERT_ELEMENTOR id="12605"]
しかし人類の長い歴史の中で社会で音楽を電気的に再生させて流せるようになったのはエジソンの蓄音機が生まれた1877年以降のこと。それまでは人が楽器を演奏してくれなければ音楽は実際に耳にすることのできない大変貴重なものだったのです。 そして、楽器を演奏する音楽でさえ、音楽の父バッハ(1685-1750)を基準とすると(それ以前にも楽器演奏はありましたが)1700年ごろのもので、長い人類の歴史の中では若い部類の文化であるといえます。 それでは、音楽とは人類にとっていつ生まれたものなのでしょうか? 原始時代からの音楽 NATIONAL GEOGRAPHICの日本語記事「骨製フルート、人類最古の楽器と判明(英語版はBone Flute Is Oldest Instrument, Study Says)」では、およそ3万5千年ほど前に作られた骨製のフルートが2008年にドイツの洞窟で発掘され、これが世界最古の楽器なのではないかと推定されています。. 楽器とはいいますが使用目的は情報伝達で、例えるならクジラが超音波を発して500㎞も離れた仲間に情報を伝えるように、人間は道具の力を借りて音で獲物や自分の居場所を伝えていたのです。 その後ときに宗教の祈祷行為として、ときに求愛の手段として、さまざまな形を経て現在のエンターテインメントにたどり着きました。 そもそもの音楽の役割 言葉が正確な情報を伝える媒体であるのに対して、音楽は心のエネルギーを音声にのせて空気中へ送り出し発信し、人の感情に語りかけていくもの、と考えます。別の言葉でいえば、感情を音で伝える一つのコミュニケーションの手段なのです。これを裏付けるように近年では脳科学の分野で言語と音楽の共通点を指摘する論文が多数発表されています。 そして、人間は自然界のさまざまな物質を駆使して楽器を作り出し、人間の声以外からも美しい音を作り出して音楽を奏でるようになりました。その一つがピアノなのです。 つまり、ピアノを弾く、楽器を演奏するということは、心の中の音楽を楽器に伝えて発信させることなのです。 (2020年12月現在、かなり短くまとめていますので、この話題だけでも膨大な情報量があります。機会を見つけて追加できたらと思います。) クイズ [h5p id="47"]

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