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Eラーニング - 2024年1月17日

音符ゲームの試験公開と製作過程

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関 勝史

@pianostudio

公開楽譜と音符ゲーム

南国ピアノスタジオのサイトではたくさんの楽譜を公開しています。

例えば「メロディ譜」のどれでも一曲選んで開いてみます。ここでは以下の曲を取り上げます。

曲の詳細ページに「スペック」では、曲のキー、拍子、音域、音符の細かさ、曲中の最も大きな音程の開きなどを表示しています。

その下に「音符クイズ(試験運用中)」とあり、さらに下の「スタート」ボタンを押すと、五線と鍵盤が現れクイズが始まります。

五線に表示された音符の鍵盤を押すと音符が動きます。鍵盤は各音1つずつだけなので、例えば高いドでも低いドでも選ぶ鍵盤は同じです。

また、現在同じ音符が2度連続出題されることもあるため、音符が動かないようでしたら動くまで何回も押してください(今後改善したいところです)。

クイズはその曲のキーと曲の音域が出題範囲となるため、曲で使わない音は出題の対象にはなりません。

制限時間は30秒に設定しています。時間が経過すると強制的に終了し、回答の記録が一覧で表示されます。どこで間違えたのか答え合わせができます。

間違いに対して正解が表示されます。今回のチャレンジでは20問中17問が正解でした。

他の曲はキーが違うこともあり、シャープやフラットも出題対象となります。ぜひ、お試しください。

プログラムはChatGPTで

このプログラムは、Javascriptの知識が全くない私がChatGPTに作らせたものです。ウェブサイトは長年作ったり更新したりしてきたので、その基礎知識を使って「こういうことをしたい」とChatGPTにお願いしてプログラムを作ってもらいました。最初はA、A#、B、C、C#…などの音名をランダムに表示させて、ボタンを押して回答する、というものでしたが、少しずつ機能を追加して音符や鍵盤を画像表示させたり、キーを選べたりするようになっていきました。まだまだ課題は多いですが、役に立つ程度までは持ってこれたと思います。

正しく使えば強い武器

ChatGPTについては色々な意見がありましたが、ビジネスマンの間では活用するに越したことはない、という意見が多く見られます。学校で禁止している例などもあるようですが、正しく使えば大変強い味方になります。例えば、中学生の数学の問題を投げかけると簡単に答えを返しますが、なぜそうなるのか問いかけると詳しく解説してくれます。チャット(会話)なので、さらに問いかければさらに詳しく教えてくれます。

文系や歴史について問うと的外れな答えもありますが、数学のように答えが一つしかないものなどは正確に回答してくれるし、コンピュータープログラミングもこちらが明確な指示を出せば正確な答えを返してくれます。今回IT関係の知人から教えてもらい実践しました。

テクノロジーを使い、テクノロジーに使われるな

ものすごく便利な現代ですが、多くの人はそのテクノロジーを享受しているようで、実はテクノロジーに使われてしまっている側面があります。

映画「ターミネーター」や「マトリックス」の世界観が現実になりつつあるとも言われています。

ゲームで遊んで楽しい、動画を見て楽しい、もいいですが、大切なのはその見たものをどう自分のものにして吐き出すか、インプットとアウトプットが大切です。

以前「ピアノができればなんでもできる」という記事を投稿しました。やってみようと人に勧めるだけでなく、自分自身が体現したくて実施した側面もあります。

こんなことできるかな?と思いついたら、身の回りにあるツールをフル活用してトライしてみてください!失敗しても、それは必ず次のステップにつながります!